音感
大人になったら音感はつかないと思っていませんか。
いえいえ、そんなことはないんです。ヴァイオリンはハイポジションになると音程の間隔が狭くなるため、まったく音感がないと音程が悪くなってしまいます。
数年間通われている大人の生徒さん、毎回レッスンの度にソルフェージュ、和音の聞き取り、リズム打ち等を希望され、熱心に参加されていました。といってもレッスンの中の5分程度。楽器経験がなく、音符を読むところから始めて、今では音感がかなりついて和音の聞き取りが相当わかるようになりました。最初はドミソとシレソの判別から始め、今では♯♭がついた複雑なものまでわかります。毎回少しずつ、頻繁に続けた成果だと思います。素晴らしいです!
当教室のヴァイオリンレッスンでは、ソルフェージュ等の音感教育をお子さんは全員、大人は希望者のみレッスン内に行っています。
音感がついて新曲視唱もかなり進むと、聴音に進みます。ピアノで短い曲を弾き、それを聴きながらノートに書きます。みんなとても楽しんで書いています。書くことができると理解が深まりますし、自分で作曲もできますね。
私は小さい時からこういった教育をしっかりと受けさせて貰いましたが、本当に有難いことだと親に感謝すると共に、中級以上のヴァイオリン演奏には必須であると考えます。音感教育のみもお受けしております。