教室日記vol.17
今日、東京で桜満開の知らせが報道されました。
それから日本にとても嬉しいWBCで日本チームが世界一のニュースも。
今回の大会は見ていてもとても清々しい日本の選手と対戦相手選手とのやり取りや試合外の交流等、胸が熱くなる出来事や最後の二試合の誰も予想出来ない映画みたいなストーリーに身震いするくらいでした。
この感動を与えるのは野球のみならず他の競技や芸術、音楽、文学にも共通するものだと感じています。
一つの事柄で違った民族、国籍の人同士が同じ価値観を有してお互いを尊敬することは人間にしか無い感情です。
私は個人レッスンだけでなく、室内楽やチェロアンサンブル等のレッスンの時に何故?どう思うのか?と受講される方々によく質問します。
それはただ演奏するだけでなく、他の同じようなシチュエーションにも適用出来ることを目的にアドバイスするためです。
この質問に皆さん大凡殆どの人が共有している概念や思っていることを答えられます。
その発想に対して、それならどうすれば変わるのか、思った事に近づけられるかを方法論としてアドバイスしています。
弾いてみる→聴いてみる→考える→それを試す、といった繰り返しで出来上がるものが変化してより良い方に向かいます。
よく考えると音楽は(演奏も練習も)SDGsなんです。
1回目よりも2回目、そして3回目…。とやる度に持続可能な開発?(上達)目標です。
そうして上達したものはずっと使える一つのコンテンツとして身に付いていきます。
自分でも以前に演奏した曲を再演する時に以前よりも考え方やアプローチをレベルアップ出来ているかチェックします。(のつもりです。)
春がもうすぐそこまで来ています。
楽しい春にしましょう!