熊本日記 2024-3
さて11/30(土曜)になってしまいました。
今回はフォーレ没後100年という事でフォーレに始まりフォーレで終わるという東京でもなかなか見ないレアな(お客さんが来てくれるのか心配な)プログラムにしました。
でもやればやるほどめちゃくちゃ良い曲じゃあないですか!
勿論皆さん聴き馴染みのある〈夢のあとに〉〈シチリアーナ〉等も素敵ですがソナタをピアノと合わせたりすると、なんとなくパリの街を歩いている様なメロディーだったり少しアンニュイな感覚を覚えたり、美しいフレーズがピアノと追いかけっこしたりで凄く充実した構成です。
でもあまり演奏されないのは勿体ない!
それからプログラム最後に用意した〈ロマンス〉はもう弾いてる方が参りました!と思う程麗しく胸が熱くなる音楽ですよ。フォーレ沼にハマってしまいました。
自分が思った通り出来たかどうかは別として、やった通りにはなりました。
本番とは不思議なものでリハで間違ったりして気をつけようと思ったところは無事通過かと思うとリハの時にやったことのないミスが生じたりしてビックリする事があります。(あるあるです)
しかし温かいお客様が本当に惜しみなく拍手して下さるのが嬉しく毎回この拍手が次へのエネルギーになってます。
アンコールもフォーレ。
曲が素晴らしいのと東さんのピアノのおかげで皆さん喜んで頂いた様です。
もう一度やりたい曲がまた増えました。
そして肝心要の打ち上げは東さんと同級生のソプラノ歌手で熊本で大活躍の??さんと私が帰ったら必ずと言っていいほど顔を出すお寿司屋さんで大好物のゴマサバをいただきながら反省は一応しているつもりで次回の企画を練ります。
大将、いつも美味しくいただいてます。
しかも安いので本当にありがとうございます!