シン・熊本日記1

今回は11/17に飛行機で熊本に入るのですが、金曜日のせいか朝から空港は大混雑で手荷物検査に40~60分かかるというアナウンスには「はい~?」と突っ込みたくなるような人混みでしたが、楽器を持って手荷物検査に行くと係員の方が「楽器お持ち
の方はこちらへ」と優先ラインの方へ案内され、ほとんど待たずスムーズに通過出来ました。(重い物を持って歩いてるからたまにはご褒美貰えた感じですね)
でもあいにくの雨&風でよりによってこの日に飛行機に乗るなんて…
離陸して暫くやっぱり揺れます揺れます。(懐かしい坂上二郎さん)

さて実家に到着し、滞在期間が長いので諸準備をした後教会をはじめとする今回一連のコンサートで共演ピアニストの砂泊(すなどまり)さんとのリハーサル。

とても綺麗な音を出す素敵な方なんですが凄く謙遜されるので、こちらが恐縮します。
と、今回も安心して熊本ツアーが出来ると確信しました。(あとは自分の出来次第か…)

次の日11/18は松橋教会でのコンサート。
教会の牧師、安達さんご夫妻にお世話になり連れていただきます。

ここは昨年のゴールデンウィークに演奏し、その時の皆さんの笑顔が私の心に住み着いています。
とても響きわたるお気に入りの空間、また戻ってきました!

本番が始まり、皆さんが少ずつ微笑みになると「あ~、よかった!これだよこれ」と演奏する自分が一種の喜び、そして演奏家の使命を感じます。
後半に入って日本歌曲メドレーではお客さんの中に思い出がある曲なのでしょうか、体でゆっくりうねる様な動きをされる方も見受けられました。

アンコールには2曲用意していましたが、2曲目のフォーレのレクイエムよりpie jesuを弾きながらこのところの惨事で亡くなっていった方達に思いが至り感極まりましたが
何とか無事に弾き終えました。
いけませんね、もう少し冷静にならないと。

松橋の皆さん、またお会いしましょうね!
それまでお元気で、そして素敵な毎日を!

熊本日記

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